天溝ふくりん がま口 市松型押し
まず口金の説明から
ふくりんという言葉は、刀の鍔(つば)や天目茶碗、口金などの周縁を金属の類で細長く覆って損壊に備え、
合わせて装飾を兼ねたものをいうそうです。
ひと昔前では金属加工屋が片手間に作ってくれていたそうで、
そのおかげがあり、口金屋もそれを使うことで優美な「ふくりんの口金」を生産できたそうです。
今となっては、まずその「金属加工屋」もなくなってしまい、日本における口金屋もわずかになったいることから
本当に「ふくりんの口金」は希少なものとなってしまいました。
社内整理時に「ふくりんの口金」をデッドストックで見つけ、再度メッキを施しました。
このがま口の形自体も昭和後期~平成初期に生産していた商品で、
刃型は既に処分していたので今回一から型紙を起こし生産しました。
各ポケットにカードが入り、お札は前後の広いポケットに3ツ折りにすれば入りますので、
お財布として十分に機能します。
使用している革はイタリア製でシープに市松型押しをしてから、各ドットに色を付けています。
綺麗な配色で雰囲気のある革です。
サイズ:W130×H96×D20 (mm)
裏地:リネン100%
口金メッキ:薄金
~購入時の注意点~
画像と実際の色味には誤差がございます。
型押しの柄位置も画像の物と異なります、予めご了承ください。
また天然素材につき、取り扱いには特にご注意してください。
*摩擦や水濡れによる色落ちや色移りが発生する場合があります。
*塩化ビニルなどの樹脂に長時間密着させると、粘りつきや色移りの原因となりますのでご注意ください。
*シンナーベンジンなどアルコール系溶剤の使用はお避け下さい。
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