アンティーク素材と言っても古今東西、様々な物がございますが、私の旧知の友人H氏が「古美術」に造詣が深く

せっかくなら刀の目貫を「ブローチ」のように取り付けた財布を作ってみたら面白いのでは、というところから始まりました。

（本当のところは彼自身がオーダーメイドで作ってほしかったのかもしれませんが、、）

彼曰く、一般的に古美術品が好きな人は、「ただただその品を愛でる」のみで「古美術品を日常使いする」ことはないそうです。

ですので「暮らしの道具」である財布にその品が加わることで、より一層「財布」に愛着を持っていただければ良いなと思いまして。

ただ、言葉では簡単に「一点物」と表現できますが、これ実際に取りつけ作業となると、どうしてなかなか、それぞれの

古美術品に応じた取り付け加工（外れないようにはもちろんですが、ケガをしないようになど）が求められますので

職人と侃々諤々の議論をし、あーでもないこーでもない、と裏でやっていたことをうっすら想像していただけるとありがたいです。。

今後もこちらの路線はボツボツと出品していきますので、どうぞご期待ください。